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製造部 鋳造課
使命感と挑戦心で
モノづくりの未来を支える。
2022年入社
I・Rさん


資格と経験を得て、
即戦力として戻った職場。
実は私は光明製作所を一度退職して、再び戻ってきた社員です。もともとモノづくりへの思いが強く、転職先を探す中で、地元でありながら規模も大きい光明製作所に魅力を感じて入社しました。3年半勤務したのち、「もっと成長したい」と考えるようになり、新しい仕事にチャレンジすることを決めました。光明製作所を離れている間は、建築業界で約2年間働き、多くの資格を取得するなど自身のスキルアップに集中していました。ですが、次第に仕事量が減少し将来に対して不安になり始めたとき、光明製作所の環境や魅力を改めて実感し、「やはり光明製作所で働きたい」と覚悟を決め、復職を決意しました。資格も取得していたことで、即戦力として貢献できるという自信もありましたし、「またここで貢献したい」という強い想いがあったので戻ってきました。
非常時でも
「暮らしを支えている」
という使命感。
現在は鋳造課で、金属を型に流し込む注湯作業を中心に製造プロセスに携わっています。また、課長として生産とマネジメントの両方を担当し、一人ひとりの動きを確認しながら、事故やケガが起きないよう安全面には細心の注意を払っています。 印象深かった出来事のひとつは、平成30年の台風被害時のことです。地元のある大阪も被害を受け、断水した地域では、実際に当社の応急給水栓が使われている様子を目にしました。しかも、自分たちがつくった製品を知人たちが使っていたのです。そのときは「この仕事は本当に人々の生活を支えているんだ」と大きな感動がありました。また、自宅前にリユーズシステムが設置された際には、子どもに自社の製品や仕事について伝えることができ、誇らしい気持ちになったのを覚えています。こうした経験を通して、社会的な使命感を持ち、いざという時でも動ける体制づくりも意識するようになりました。

社員全員が目標を持って、
前向きに働ける環境づくりを。

私自身はこれからも、国家資格である「鋳造技能士」の取得にも挑戦するなど、さらなるスキルアップを目指していきます。そして、若手社員が「この資格を取れば、ここまで目指せる」と思えるような資格手当などのインセンティブを整え、みんなが前向きに挑戦できるよう環境をつくっていきたいです。成長の目安や明確な目標があることで、社員の士気が高まり、結果として光明製作所の未来のためにも非常に大切なことだと感じます。現在の職場は、面白くて優しい人が多く、一言で表すと「良い雰囲気」。ただ一方で「見て覚える」文化が残っているのも事実で、今後の課題の一つと捉えています。モノづくりの現場としては悪いわけではありませんが、教育制度を整えて誰もが成長できるような環境をつくることは、私たちの世代の重要な役割であり次の世代に引き継いでいく責任だと思っています。
製造部 鋳造課
